まずは預かった鉄系製品についている「油分」などを専用の脱脂液の中につけて除去します。

続いて、製品についている「サビ」のようなものを除去します。

製品に通電させ、多量のガスの力によってさらに細かい汚れを取り除きます。

メッキ素材を溶融した亜鉛浴の中に漬けてメッキ皮膜を形成させます。
メッキ素材の材質や形状寸法などに応じて最適のめっき条件を選択します。
→ 亜鉛メッキとは

メッキ後の表面は粗いため外観はあまり綺麗ではありません。
そこで、粗い表面を綺麗な表面に仕上げるため硝酸につけます。

用途にあったクロメート処理を行います。
クロメート処理には、耐食性の向上、サビの抑制、指紋やその他の汚れを付きにくくする効果があります。また、外観の見栄えや塗装等への二次加工密着を良くするといった効果もあります。
→ クロメート処理とは

四方から強力な送風機で、製品によって十分に乾燥させます。

一つ一つキズや欠陥部分がないか丁寧に検品し、梱包作業をしていきます。